■公演日程　
2015年(平成27年)1月30日(金)〜2月8日(日)

《会場》
下高井戸　ＨＴＳ
東京都世田谷区松原３-４０-５泉ハイツＢ１　ＴＥＬ：０３-３３２１-７８９８
■京王線 下高井戸駅北口・東急世田谷線 下高井戸駅より徒歩３分

《主催》
文化庁
公益社団法人日本劇団協議会

《入場料》
前売開始：2017年１月５日（月）12：00〜
一般前売＝3,500円／当日＝4,000円
シニア（65歳以上）・学生＝2,500円(前売・当日共)

《チケット取扱い／お問合せ》

日本劇団協議会　
TEL：03-5909-4600（平日10：00〜18：00／土日祝休み）
info@gekidankyo.or.jp

劇団１９８０
TEL：03-3321-7898（平日12:00〜18:00／土日祝休み）
FAX：03-3321-9092（24時間受付）

インターネットでのお申し込み
劇団１９８０　チケット予約フォームネット予約はこちらから
　※1月５日（月）12：00より
※フォームにてご記入送信いただき、空席状況等確認の上折り返しメール返信いたします。
※ご予約完了したお客様は、当日受付で料金精算の上ご入場いただくことになります。

《作品解説》

《日本の演劇人を育てるプロジェクト》
ニコライ・ゴーゴリ作、ペトル・ヴトカレウ演出『検察官』

この公演は、文化庁の「平成26年度　次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」の一環として行われ、公益社団法人日本劇団協議会制作による《新進演劇人の育成公演・俳優部門》の対象作品です。育成対象になるのは入団３年目の、前屋和喜、金丸卓弘、大田怜治の３人。また、この部門では初めての海外からの演出家の招聘となります。
演出のペトル・ヴトカレウはモルドバ共和国のウジェーヌ・イヨネスコ劇場の芸術監督であり、演出家として現在世界中で活躍しています。彼が『検察官』を母国モルドバで初演したのは1997年。92年にソ連が崩壊し、モルドバも解放され自由が来ると信じていた彼らには、今までと変わらぬ人口10％にも満たないロシア人の支配が続きました。失望したペトルは、この『検察官』に全ての想いを込めて創り上げましたが、しかしその作品が当局の怒りに触れ、彼らの劇場が没収されるという辛苦を味わったのです。その後、ルーマニア・ティミショアラ国立劇場、さらにモスクワ国立人形劇場オグニボなどで衝撃的な『検察官』を次々と産み出したペトルが、いよいよ日本での舞台化に挑みます。

今回は新人育成公演ですが、何かを見失ったこの現代日本への挑戦として作品を創り上げたいと考えています。ロシアの田舎臭さ+ニッポンの土臭さ。果たして如何なる《検察官》が、小劇場空間で繰り広げられるのか！?　ご期待ください。